聖徳宗総本山
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
■南大門
1438年に再建。
三間一戸、和様。
室町時代、八脚門中の傑作。
法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。
用明天皇が自らのご病気の平癒を祈って寺と仏像を造ることを誓願されましたが、その実現をみないままに崩御されたといいます。そこで推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご遺願を継いで、推古15年(607)に寺とその本尊「薬師如来」を造られたのがこの法隆寺(斑鳩寺とも呼ばれています)であると伝えています。
現在、法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約18万7千平方メートルの境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒をつらね、たくさんの宝物類が伝来しています。
■中門
桁行四間、梁行三間の二重門。入口中央に柱を持つ。
上層も下層と同じ柱間数をもち、下層隅の間の中心に上層隅柱が立つので安定感のある姿になる。
■五重塔
現存世界最古の木造建築塔。
最上層の一辺の長さは初層の半分。1〜4層は方三間に対して、5層は二間。
■金堂
現存世界最古の木造建築。
桁行五間、梁行四間、重層入母屋造り。
■大講堂
925年焼失。990年再建。
■回廊
桁行一間の単廊。
■東大門
両妻に二重虹梁かえる股の架構を現し、内部は途中の母屋桁を棟木のように見せたいわゆる三棟造りの天井としている。
■西円堂
奈良時代、橘婦人の発願によって行基菩薩が建立。
■東室
■綱封蔵
■夢殿
■礼堂