真言宗醍醐寺派総本山
京都府京都市伏見区醍醐東大路町
女人堂
■清りゅう宮拝殿
醍醐山の守護神。
急斜面に立つために前を懸造、横に入口がある。
■すいてい堂
西国十一番。
■薬師堂
1124年の再建。
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造り、檜皮葺。
■如意輪堂
■開山堂
■五大堂組物
醍醐寺は聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まる。そののち醍醐・朱雀・村上三帝のご信仰がよせられ、延喜7年(907)には醍醐天皇の御願による薬師堂が建立され、五大堂も落成するに至って上醍醐の伽藍が完成した。それに引き続くように下醍醐の地に伽藍の建立が計画され、延長4年(926)に釈迦堂が建立され、ついで天歴5年(951)に五重塔が落成し、下伽藍の完成をみた。