設計・・・渡辺誠 2000
東京都文京区後楽 (MAP)
都市を放射状に走る既設の鉄道ときめ細かく連絡する路線として、東京における新たな交通ネットワークの形成や交通不便地域の解消、沿線地域の活性化に重要な役割を果たしています。
駅構内に、この駅の設計趣旨、コンセプトとみられる事が書いてありました。その一部抜粋。
プラットホームのデザインについてこの駅は、既存の地下鉄の下につくったため、地中を円形に掘りましたが、円に平たい天井を張ると、どうしても天井が低く圧迫感のある空間になってしまいます。そこで、なるべく構造体をそのまま生かす工夫をして、アメニティに配慮した、高い天井のゆとりの感じられるホームとしました。この考え方は、建設費をおさえながら、できあがると見えなくなってしまう歳のインフラストラクチュアを、ふだん目に触れるようにする、21世紀の新しい駅へのひとつの試みでもあります。
コンコースの天井に設けられてる蛍光灯なのですが、実際は写真より多く設置されています。明かりのついていない蛍光灯には「節電中につき・・・」と書かれていました。