設計・・・不明 1879
京都府京都市下京区七条通大宮東入大工町
龍谷大学本館(重要文化財)本館は本願寺大教高として使用された学舎で、1877年本願寺二十一世明如上人の時に起工し、二年後の1879年に竣工。
構造は、木造石貼寄棟造、桟瓦葺、二階建て、関西における洋風建築の先駆をなす斬新な建物として重要な意味を持ち、国の重要文化財に指定されている。内部一階には十字型廊下で仕切られた左右同型の室が六室、二階には東側に本尊阿弥陀如来像を安置する講堂、西側に階下と同型の二室がある。柱、アーチ、手摺など各部に洋風の意匠を取り入れているが、中でも鉄製門、扉、窓、手摺等は、ロンドンから取り寄せてたもの。
この本館の左右には、同年建設の学寮(木造切妻造、桟瓦葺、二階建て)が対称型に並び、明治期の大学の優美な姿を今に伝えるものである。
龍谷大学
今月は就活ついでに建築めぐりです。西本願寺を少し見て家路につこうと思ってたのですが、ここが目に入り結局日没。