奈良県奈良市二条町
平城宮は他の日本古代都城の宮殿地区には例のない東の張出し部を持ちます。この張出し部の南半は、奈良時代をつうじて「東宮」とよばれたようですが、孝謙・称徳天皇の時代にはとくに「東院」とよばれていました。
称徳天皇はこの地に「東院玉殿」を建て、宴会や儀式を催しました。
平城京の跡地やその周辺は畑や、発掘などで高い建物が一つもない。少し高い塀で囲まれたこの庭の中から見える景色は、1300年前とあまり変わらないのかもしれない。
平城宮跡内の資料館や駐車場、そしてこの庭園も無料で入れる。そして各要所要所には、ボランティアのガイドさんが配置されており、色んな話をしてくれる。
この平城宮では、1997年に朱雀門が完成し、2010年には大極殿が完成する予定。ガイドさんになぜ奈良は、こんなにパワフルなのか聞いてみると、これらはバブル期に計画されたものだから、と答えてくれた。バブル崩壊後予算が削られ、当初の予定通りに行えなくなった箇所も多々あるという。
大きい画像はフリッカーにて、下記リンク参照。
Nara Palace Site set
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