真言宗御室派大本山
大阪府河内長野市天野町996
楼門:重要文化財
天野山金剛寺のパンフレットより当山は聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創し、のち弘法大師が修行された霊蹟である。その後400年、寺運は衰微し、堂塔・伽藍は荒廃した。時に高野山の阿観上人が、後白河法皇と皇妹八条女院の帰依を受け、金堂等現存の伽藍を復興された。特に八条女院は、高野山より真如親王筆の弘法大師御影を当山御影堂に奉安し、当山を女性が弘法大師と御縁をむすぶ霊場とされ、以後女人高野と呼ばれている。
食堂(天野殿):重要文化財
金堂:重要文化財
多宝塔:重要文化財
天野川という小さな川に沿って坊舎が建ちならぶ良い雰囲気のお寺。この天野川を下流へと進むと、狭山池博物館のある狭山池へとたどり着く。
このお寺には草行山水自然形と言われる庭園があるのだが、草木が枯れている一月という季節に行ったのが間違いだった。とても美しいとはいえない。庭園は暖かくなってからもう一度言ってみようと思う。