南投縣魚池郷日月潭中正路63
日月潭北側の山に位置する文武廟は日月潭の開拓と深いかかわりがあります。1932年、日月潭の水をダムに引くことになりましたが、これによって水没の危機に瀕した湖畔の龍鳳廟と益化堂が文武廟として現在の位置に移設再建されたのです。工事は4年の歳月をかけて、1938年に完成しました。その後、 1969年から1975年にかけて全面修築が行われました。
今の姿は1972年に再建されたもので、外観は中国北方の宮殿式とのこと。再建以前は南方式の外観だったという。
この寺は三つの大きな建物からなっていて、湖に近い方から拝殿(前殿)、武聖殿(正殿)そして大成殿(後殿)と呼ばれている。上の写真は拝殿の様子。
各三つの建物の一階天井にある「藻井」と呼ばれる、たくさんの仏の彫刻からなる天井。
首を90度曲げてずっと見ていると、吸い込まれそうな感じになる。
日月潭と文武廟の少し大きめの画像は下を参照。
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台中から台湾のヘソと呼ばれる埔里へバスで行き、その埔里から日月潭へのバスに乗り換えて到着。台湾の中央部ということもあり、道中周囲は山だらけ。しかし山といっても日本とは植生が違い、熱帯の木(ヤシの木の様な)の山で、見慣れない風景に見入っていた。
標高750mだと聞いていたので、2月ということもあり、一枚多めに着込んで行ったのだが、とても暑い。標高750mを過大評価していた。避暑地ではなかったようだ。
built time:1975
data from 中文wiki :""日月潭文武廟"'
encolpius at 2012年01月28日 03:20