設計・・・十月設計 2006
台北市松高路11号
誠品書店は15年前、仁愛路の一軒の芸術・人文専門の本屋から始まり、現在では台湾全体で50軒近く支店を持つブックストアチェーンとなった。書店内にブランドショップ、カフェや雑貨やらが同居し、年中無休24時間営業(大晦日も)で、立読みし放題、座り読み放題という。ただ本の量が多かったり、売り場面積が広いというだけでなく、本屋を楽しむための工夫がなされている。世界最高クラスの本屋なのだ。
信義地区にできた地下2F地上6Fのビルで、書籍売り場は2〜4F。他階は誠品書店がチョイスしたと思われる各ショップが入っている。(下記リンク参照)
写真は2Fの様子。
2006年の大晦日、台北101(市政府広場)であったカウントダウンイベントへ行った時に、同じ地区にあるこの本屋に立寄る。40万人規模のイベントな訳で、年が明ける数時間前から、誠品書店を含むこの地区の道路という道路に人が溢れていた。
24時間営業の誠品書店は、カウントダウンまでの時間潰しにちょうど良く、みんな考える事は同じで、書店内は足の踏み場が無いほど、座り読み(フロアに座って立読み)しながら、その時を待っている客でいっぱいだった。時間が近づくにつれ、建物に押し寄せる人が増え、しまいには24時間営業のはずなのに、建物内の入場を規制したりしなかったり、館内のエスカレーターを止めたり動かしたり、店員が対応にとても困っていた。
関連リンク
誠品書店(中文)
旅々台北:誠品信義店
本屋のほんね:勝手に本屋ミシュラン #53