設計・・・台南州土木課營繕係 1937
台南市中区中正路2-1号
日本占領時代の合同庁舍は、当時の消防所、警察会館、錦町警察官吏派出所の所在地でした。
1913年から、民間で力を合わせて作られた義勇消防隊の組織がありました。1919年、日本人がより進んで「公設消防組」を設置し、防火、台風予防の責任を負うだけでなく、秩序を維持する任務もあり、「警察補助機関」であったといえます。1930年、台南州は、現在消防隊のある場所に、消防展望塔を建て、当時台南市で一番高い建築物の一つとして、随時火災の発生を監視することができるようにしました。現在見られる中央の高い塔です。
1937年、高い塔の両側を「合同庁舍」として拡張しました。現在、合同庁舍内には、「台南市消防大隊二分隊」、「保五総隊一大隊五中隊」、「民生派出所」などの機関が入っています。
台鉄台南駅から中山路を通り、最初のロータリーにこの消防署がある。このロータリー付近はこの建物をはじめ、日本統治時代に建てられた建物がたくさん集まっている。
建物中央の展望塔と、その下に大きく書かれた「119」という数字が、とても印象的で可愛らしい。
設計者:台南州土木課營繕係
data from:維基百科(wiki):原臺南合同廳舍
encolpius at 2012年01月24日 03:23thank you , encolpius !
pan-o at 2012年01月25日 21:36