台湾(福建省)金門縣金城鎮
金門島南西部にある水頭集落の閩南建築と西洋の建築スタイルが混ざり合った建築である。
19世紀後半、当時オランダ領インドネシア・バリクパパンで石油が見つかり、そこでその事業に成功した金門出身の華僑たちが故郷である水頭に多額の送金をし、エキゾチックな建築群を作ったのがはじまり。
上:得月楼、下左:金水小学校、下右:集落内の折衷建築
金門國家公園管理處得月楼と金水小学校付近の洋館群は、清朝末期から中華民国初期にかけて、南洋で商いによって財を成した村民の送金で建てられたものです。その中で、黄輝煌の建てた得月楼には村全体を守るために銃器がしつらえてあり、ここからは地下道を通って隣接の建物に行くことができ、緊急防御の需要に対応することができます。
右側の建物は最近建てられたもので、集落の景観を崩さないようにデザインされている。
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外部リンク
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