愛知県犬山市栗栖字古屋敷
由緒 桃太郎神社パンフレットより古事記に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉国(死の国)から逃げ帰るとき、死んだ妻の伊弉冉尊(いざなみのみこと)がさしむけた黄泉醜女(よもつしこめ)という悪魔に追いつめられたが、そこに大きな桃の木があり沢山桃がなっていたので、それをちぎってつぎつぎと三つ投げつけたところ、悪魔は急に力を失い退散した。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は桃に向い「いま私を助けてくれたようにこれから後も我が国の人々が憂瀬に落ちて苦しむ時には助けてください」とおうせられて、大神実命という御名を賜ったとある。桃の霊力をあらわした最初の説話である。
犬山市の木曽川沿岸に桃太郎誕生地伝説があり、鬼退治をした桃太郎はこの桃の実から現れた大神実命である、と伝えられ桃太郎神社の御祭神となっている。神社から0.5kmほどの奥の桃山は桃太郎が最後に姿をかくしたところと伝えられ太古からこの山をご神体として仰いできた。その麓にある磐座は祭祀が行われた場所である。現在はメンヒルと呼んでいるがこうした遺跡は山を御神体とした最も古い信仰の起源を物語るものであると云われている。
桃太郎神社はこの桃山から昭和五年に現在地へ遷座され子供の守り神として広く崇敬されている。
岐阜方面に旅行に出かけた時に偶然見つけた神社である。大きな境内を持つわけでもなく、ごく近所にありそうな規模の小さい神社であるが、敷地に対する見所の多さはトップクラスである。
とにかく面白い場所なので、このページでは詳細は書きません。後日雑記の方で記事を追加していこうと考えてます。まずは騙されたと思って現地に行ってみるのが良いと思います。
なので、下記のリンクも見ないほうが良いです。どうしても現地に行けない人、興味の無い方はどうぞ。
Flickr MOMOTARO shrine set
Flickr MOMOTARO shrine set slideshow