設計・・・松田平田設計・NTTファシリティーズ・シーザーペリ共同企業体
東京都大田区羽田空港3-4-2 (MAP)
新建築11月号増築した出発ロビー南端部に大きな開口を設け、行きかう飛行機の姿が見える空港ならではのロビーシーンをつくり出した。また、出発ロビー上階の商業エリアは、吹き抜け側の床スラブを張り出してゆとりのあるスペースをつくり、今までの「通路と店舗」という空間構成から、「広場の中の店舗」に感じられるプランとした。
時代にふさわしい空港機能の向上に加え、新しい空間の個性がバランスよく整い、東京の空の玄関として、建築主の理念である「訪れる人にやすらぎを、去りゆく人に幸せを」を感じさせる「もてなしの空港」として、これからも発展を続けていくと確信している。
地下の京急・モノレールのコンコースから3F出発階へ直接つながるエスカレーター。エスカレーターがあるのはライトコーンと呼ばれる吹き抜け。天井から千住博氏の「風の渓谷」とよばれる作品が吊るされている。
地下のフロアからライトコーンを眺める。
屋上の展望デッキから東京湾を眺める。写真では映ってないけれど、建設途中のスカイツリーがわずかに見える。
やはり写真の撮り方ですな。
めっちゃ、美しい。
森伊蔵 at 2011年09月07日 20:23