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8.15 in Beijing

›9 09, 2007

CCTV9

2006年8月15日、北京にてCCTV9の夜のニュースを見た。小泉総理の靖国参拝のニュースはトップニュースではなく2番目か3番目で放送された。
赤いスーツを着た女性ニュースキャスターの言う英語は、何を言っているのか全く理解できなかったが、VTRの中に中国の放送局の人が東京で、日本人少年にインタヴューしているシーンがあった。
どの様な質問したのか聞き取れなかったが、その少年はこう答えた。
「小泉総理の参拝で、僕らは迷惑している。」

2005年、上海の他中国各地で起こった反日デモを、僕はテレビで見ていた。僕の知っている反日デモというのは、中国含む韓国、台湾の少数グループ達が、何か節目ごとに、街の中心部で国旗や総理大臣の人形を燃やしたりすることぐらいにしか思っていなかった。
大通りを群集が進んでいるシーンや、大使館へ生卵を投げつける様がとても衝撃的だった。

8.15 in Beijing CCTV News / AUG 15th 06

2006年、小泉総理の総裁任期最後の年、今まで公約していて、できていなかった8月15日の靖国参拝。今年それが行われる可能性がとても高かった。僕は公約が果たされた時の中国がどう反応するのか気になり、北京へ行ってみた。

8月15日。国貿(グアマオ)付近のホテルに泊まっていた僕は、建外SOHOで朝食をとり、そこから日本大使館、そして中国外務省まで歩いて様子を見に行ってみた。
辺りの様子、人々の雰囲気、何もかも平常どおり。おそらく僕が歩いていた時間帯は、すでに小泉総理の参拝が終わり、中国のテレビも伝えているはずである。日本同様、みんなが皆日中関係に興味がある訳では無さそうだ。小泉総理が参拝しようが、しまいが、目の前の日本人にたくさんお土産を買わせることの方が重要そうなのだ。

夜。ホテルでテレビを付ける。適当にチャンネルまわしていると、日中戦争時を舞台にした抗日映画が流れていた。中国軍と米軍が協力して、日本軍を追い払う様子を、コメディータッチで作られていた。

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