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消えていく北京の下町・胡同

›5 12, 2008

dwindling Hutongs

2006年の夏の北京。街中を移動していると、目に入ってくる情報の半分は工事現場じゃないかと思うほど、いたるところで取り壊しやら、ビルがニョキニョキと建設されている。こんなにビルやマンションが必要なのかと思う。建てれば売れるという感じなのだろうか、これがニュースで聞く成長率10%、13億人の国の勢いなのかと、物心ついたら不景気だと言われまくりの日本生まれの僕はただ衝撃を受けた。

alley

胡同(こどう、フートン)は主に中華人民共和国の首都北京市の旧城内を中心に点在する細い路地の事である。
伝統的家屋建築である四合院が多くこの胡同に面し、古き良き北京の面影をしのばせる。
旧市街(旧城内)の北部や外城部を中心に、いまでも多くの胡同が残っており、北京一の繁華街王府井あたりでも、一歩裏通りに入ると胡同が残されている。そのような地区では共同トイレを持ち回りで清掃する人や、台所のない家の住民向けの安価な食事場所である「小吃」(軽食堂)などが見られ、胡同に住む庶民の生活が垣間見られる。しかし、胡同の家の多くは各住居にトイレを持たず、そのために胡同ごとに共同管理のトイレを設置しているが不便なことは否めず、近年の中華人民共和国の経済発展や2008年の北京オリンピックに向けての再開発に伴い、保存地区とされる一部を除き改築されていくものと思われる。

unchanged b e i ji ng

街中は建設ラッシュであるが、場所によれば大通りの裏手は下町が広がっていたりする。ここは前のエントリーで書いた車社会とは全く生活スピードが違う。下町は舗装も適当で道幅も狭く、車はほとんど通らない。道端で座わって日向ぼっこしている人や、休憩している人が多い。下町内の生活雑貨屋や小さな食堂は、僕らみたいな観光客には目にもくれず、ただいつも通りの生活に徹している。

on a break public lavatory

左:ある食堂の休憩時間。食堂の店員達が休憩時間店からでてきて、外の路地でみんなで休憩している。
右:上の引用であるように胡同によくある共同トイレである。下町を歩いているとたくさん見かけたけれど、当時これが胡同独特のものだと知らず、ただ公衆便所がたくさんあるんだなとしか思っていなかった。北京滞在中、猛暑ということもあり一度もこのトレイを利用していないし、中も見ていない。

Futons at the hotong Futons at the Hutong

胡同(フートン)だけに布団を撮ってみたけれど、昼下がりどこの家でも布団を干していた。

胡同で撮った写真 : Hutoooong
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最後に北京に行ってからもうずぐ2年が経つ。数日滞在しただけで日々街並みや、色んなモノが変化していっていることを感じられた。2年というのがどんだけ北京に変化をもたらしたのか、どんだけの北京になったのか、また気になる今日この頃。

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