タイ・バンコク

1782年、タイのバンコクに建設された王宮は、四方を1,900mの壁に囲まれており、その敷地内にこのワット・プラケオ(別名:エメラルド寺院)がある。この本堂に安置されているエメラルド仏はタイの本尊仏として最も崇められ、仏蛇の教えを信じるたくさんの人々が毎日参拝にやってくる。

チケット売り場を通り過ぎ、ゲートをくぐってすぐに見えるのがエメラルド寺院の本堂(上の画像)。

左から:プラ・スイー・ラッタナ・チャーディー、プラ・モンドップ、プラサート・プラテープ・ビドーン。
王宮中、屋根から柱、仏像、何から何まで黄金色だ。マルコポーロの東方見聞録には日本について「黄金の国」と紹介されていたらしいが、もう少し時代が遅ければ、ココが黄金の国になっていたのかもしれない。

王宮内では肌の露出の多い服では入れない。タングトップやショートパンツの様な服装である。僕はジャージにTシャツそしてサンダルという格好であったが、ジャージを膝まで上げていたため、警備員らしき人に注意された。ショートパンツを穿いていた女性達は一様に、長い布の様なものを腰に巻いていた。おそらく、そういった人達のために貸出しをしていると思われる。